知多市の注文住宅用地の検討方法

利便性から考える

知多市で注文住宅用地を検討する場合にまず利便性を考えましょう。
まず路線ですがメインの路線は名鉄『常滑線』という事になります。知多市内の名鉄常滑線の駅は下記となります。(知多市北部から駅順)

寺本駅→浅倉駅→古見駅→長浦駅→日長駅→新舞子駅

上記駅の内、特急が停車する駅は寺本駅、浅倉駅、古見駅、新舞子駅の4駅です。
工務店で注文住宅を建てて電車通勤を検討する場合はこの点をおさえましょう。

併せて考えておきたい事は西知多産業道路の出入り口の場所があげられます。名古屋方面へのアクセスの良いいわゆる産業道路へのジャンクションが近いか否かも重要です。知多市内のジャンクションは下記となります。
浅倉IC、長浦IC、日長ICの3つです。もちろん朝の時間は大変混み合いますので、ICまでの距離も検討しましょう。

海抜から考える

注文住宅を考えるうえで『海抜』は特に気になるところです。とりわけ知多半島は言うまでも無く海に囲まれた半島なのでその検討は特に重要です。『知多市高潮浸水予想マップ』によると寺本駅付近で高潮予想0.5m~3.0m程度、新舞子駅付近で一部5.0~10.0m予想の地域が一部存在します。従って新舞子駅付近を除いて海抜3.0m以上の場所であれば、ある程度安心感があります。それぞれの駅東側周辺の海抜はおおよそ以下の通りです。

寺本駅 3.0m 
浅倉駅 4.0m 
古見駅 3.5m 
長浦駅 5.5m
日長駅 4.5m
新舞子駅4.0m


上記の様に知多市では概ね海抜3.0m以上の地域が多いので新舞子以外の地域では通常の高さで注文住宅を建築すれば高潮時でも数字上では安心と言えます。一方新舞子付近では場合によっては宅地の高さを上げるなどの造成工事をおこなってから、注文住宅を建築するなどの検討をしても良いと思います。

注文住宅で高さを変えるには2つの方法があります。

①宅盤(庭)の高さを造成工事で上げる方法

②基礎の高さを建築工事で上げる方法

この2つの方法は諸条件により、どちらがコストを抑えられる方法になるかは異なりますので詳しくは工務店やハウスメーカーと事前打ち合わせが必要です。

最後に知多市でも大変人気のある地域。イトーヨーカドー知多店を中心と知る地域ですが商業施設も充実しており、道路も整備がしっかりしています。加えて海抜も20m以上のところも多く、人気が出るのも納得です。