東海市、知多市の注文住宅ではエコキュートの塩害に注意する!?

注文住宅の給湯設備(エコキュート)は塩害対策品を検討する

東海市、知多市を中心とする知多半島は言うまでもなく海の近いエリアが多く存在しています。住宅設備の中でも外部に設置する給湯設備『エコキュート』は金属でできています。ということは潮風に長時間さらされれば錆びるということです。注文住宅の耐久性が良くても設備の劣化が早ければよい住宅と言えないのかもしれません。
そこで検討するのがエコキュートの”塩害対策仕様”です。下記の場合には塩害対策仕様を採用することをお勧めしております。

その前提として海からの潮風が直接エコキュートが当たる場合とエコキュートが注文住宅の陰になって直接当たらない場合が考えられます。

もちろん東海市、知多市で注文住宅で建てる場合であれば建物の配置も自由に決めれるわけなので、まずはエコキュートが潮風に直接当たらない配置とすることが良いでしょう。そのうえで

内海であれば500m以内であれば塩害対策仕様

外海であれば2kmくらいまでは目安として塩害対策仕様

で設置としたいところです。

それでも注文住宅の設備としての対策としては万全ではない。

塩害対策仕様というのは貯湯ユニットとヒートポンプユニットという設備の部材に防錆効果を高めたものをいいます。具体的には外側の板にサビに強い鋼板を使用したり、内部の部品に高耐食の鋼板を使っています。またネジにも耐食性を強化した部品をつかっています。大切なのは対策品ではありますが万全ではないという事。これを防ぐにはとにかく潮風に当たらないような環境を作ることだと思います。

知多半島は海の近いエリアの住宅地も多く存在しています。最低限海からの距離を調べたうえで、注文住宅を検討するうえで心配な場合は塩害対策仕様のエコキュートの設置を検討すると良いでしょう。